Windows上でのちょっとした作業自動化で使えるVBScriptですが、VBScriptの機能をもっと便利に使うツールがあります。
AutoItのインストール
私がよく使っているのは、AutoItの中に付属しているAutoItXです。
リンクAutoIt Scripting Language – AutoIt
リンクAutoIt ダウンロードページ
AutoItXを使うと、VBScriptからクリップボードを操作したり、開いている他のウィンドウ(Operaなどのブラウザとか)のタイトルを取得したり、そのウィンドウそのものを操作したりできるようになります。
VBScriptからAutoItXを使う
クリップボードに文字列をコピー
'AutoItのオブジェクトを作成 Set oAutoIt = CreateObject("AutoItX3.Control") '文字列をクリップボードにコピー oAutoIt.ClipPut "なんでやねん"
クリップボードの文字列を取得
Set oAutoIt = CreateObject("AutoItX3.Control") 'クリップボードの文字列を取得 text = oAutoIt.ClipGet() '取得した文字列を表示 WScript.Echo "クリップボードの文字は「" & text & "」"
Operaのウィンドウタイトルを取得
Set oAutoIt = CreateObject("AutoItX3.Control") oAutoIt.Opt "WinTitleMatchMode",2 Title = oAutoIt.WinGetTitle(" - Opera", "") WScript.Echo Title
このブラウザのウィンドウタイトルを取得する件については、Chrome、Vivaldi、Edge、FireFoxについても、AutoItXを使ってウィンドウタイトル・URLを取得する方法について今度触れたいと思います。
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